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2014年 06月 29日
稲盛和夫氏の右腕で、JAL再建の際は実質的にアメーバ経営を落とし込んだ、森田氏の著書です。
個人的な話となるのですが、仕事で森田氏と直接お会いする機会があり、 その持っているバイタリティと、姿勢に強く影響を受けました。 この本は3つのパートに分かれています。 ・どうやってJALを再建したのか ・アメーバ経営の方法 ・事例を交えた具体的なアメーバのやり方 まず、企業にはフィソロフィが必要である事。 基本に忠実である事。 ・・・などが紹介されております。 最初にJALの幹部と話をした際に出てくる言葉で「トレードオフ」という単語があり、 意味としては、「Aをやるのはいいと思います。その代わりにBが犠牲になります」という、一見整合性があるように見えて、実はやらない口実、やりたくない理由をこじつけている姿を、どうやって変えていったのかが紹介されています。 何事も、口先の理論だと、どれも成功しそうな気がするものが多いのですが、 アメーバ経営は、実際にやってみて成功を収めているからこそ、 今も教えを乞う人々がいるのだと感じました。
by 045gyu
| 2014-06-29 18:29
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