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2007年 04月 29日
レーシックの手術記なんかを書いてみます。
言うまでもありませんが、あくまで私の体験としてお聞き下さい。 手術当日。 一週間前から抗菌と角膜保護の目薬を使用しているので、ちょっと目ヤニが気になりつつ病院へ。 このビルの35階にあります。 この病院はかなり広い。 ビルの1フロア全てがこのレーシックの為だけにあるようです。 待合室のカンジはまさにコンタクト眼科。 雑誌もいろいろあり、お茶とかも無料で飲めます。 裏をかえせばそれだけ待たされるというコトかもしれない。 予約時間は9:30。 到着したのは9:20。 まずまずというトコロでしょうか。 番号札を渡され待機。 15分ほどして、視力検査。 やっぱり0.03/0.04。 その後、大きな待合室から、診察室近くの待合室に移動するよう指示あり。 1つのグループとして手術するようで、私の他に30代男性、20代前半女性、20代男性が二人ほど。 一人づつ呼ばれ診察室へ。 担当医は女医さん。 特に意味は無かったのですが、tenちゃんと同じ先生を指名しました。 簡単な問診、何時間寝たとか、体調はどうだ?など。その後、コンタクトと同じように目の表面を観察。 が、ここで問題発生。 左目にキズありとの事。 先生は「コンタクトした?」って聞いてきました。 ・・・この一ケ月ずっとメガネだったので正直に伝えると。手術には問題ないです。で終了。 その後、受付へ。 ここで手術代金の支払いです。 お値段は ----------------------- ・イントラレーシック(土日祝日料金) 19.8万円 ・クーポン割引 -1万円 ・紹介割引 -3万円(これはtenちゃんにいきます) ・生命保険の給付 -5万円 ・給付の為の診断書作成 0.5万円 なので、まずは19.3万円を支払い。 後日保険会社から5万円給付されるので 実質は14.3万円。 紹介割引を含めれば11.3万円。 平日の手術だと更に1万円引きだそうです。 でも、領収書に印紙が張ってないんですよ・・・。 そのうち脱税とかで捕まらない事を祈るばかりです。 -------------------------- しばらく待っていると、手術室の待合室へ案内される、ここで手荷物やメガネをロッカーに入れます。 バイバイメガネ。 その後、手術着(割烹着みたいなカンジ)とシャワーキャップみたいなのを持ってきてくれるので、今着ている服の上に着ます。 クツはサンダルに履き替えます。 着替えた後に、看護士さんがやってきて、名前と生年月日を確認の上、手術着に名前と手術名が書いてあるシールを貼り付けます。 そして麻酔の目薬。 それから手術心得を読むようにと指示が。 いや・・・メガネないから無理!と思いながらがんばって読む。 最初の手術は白い輪の中心を見ること。その後眼球が押されるカンジがする。時間は30秒ほど。 その後、視界が真っ白になるが、それは正常。 次の手術は緑の点滅するランプを見ること。その後眼球が押されるカンジがする。時間は30秒ほど。 手術中は頭や目を動かさないこと(ずれて危険な為) 先生の指示を守ること 今までホームページやパンフレットに書いてある事よりハードな印象を受けました。 でも、もうお金は払っているので後戻りはできません。 しばらくすると「ぎゅうさん」と呼ばれて中へ。 中はクリーンルームになっていて、レベルはクラス1000。 1㎥中にゴミが1000個以下の清浄度。 普通の大気中には100万個程度のチリやゴミがあるのでかなりキレイと言えるでしょう。 が、私は仕事柄、クラス100のクリーンルームで作業しているので、クラス1000はお弁当工場レベルというのを知っていたりもします(笑) 看護士さんに連れられ、最初の手術レーザーでフラップを作ります。 レーザーを取り扱う為に、気温と湿度が一定な為、かなり手術室は寒いです。 装置に寝そべると目だけ出る布をかぶせられ、毛布もかけてもらえます。 先程診察した先生が「ぎゅうさんですね。確認の為生年月日を言います・・・」と私の生年月日を言います。 「まずは右目から」 と目だけ出る布の左目側に布がかぶせられ、右目の周りにもテープで何やら張られます。 「両目を開けて、白い和の中心を見ます」 白い和は白色LEDがドーナツ状に並んでいて、正直かなり眩しいです。 さらに追加の麻酔の目薬をさされ 「ちゃんと白い和の中心を見て」 と言われたのでがんばって真ん中を見ていると 「レーザーを当てます」 と言われ、まぶたが閉じないように何かでパチンと固定され、その時点で視界は焦点を失います。 見えるのは懐中電灯を当てられたような光。 目が押されて涙がジワリと出ますが、まぶたを閉じる事も目を動かす事もできないので、目が潤いを求めてプルプルします。 最後に、シャコッと視界を何かが通って、フラップを持ち上げられます。 この時点で痛みは無いのですが、目にゴミが入った時のような違和感があります。 そして同じく反対側。 それが終わった時点でかなり泣きが入ります。 一番怖いのは目を開けてても、何も見えず、光しか感じないこと。 失明寸前の視界とはこんなカンジなのでしょうか? 看護士さんに手を取ってもらい、手術台から降ります。 視界は効かないので、看護士さんがはめている手袋の触覚や手術室の床の微妙な凹凸、先生と看護士さんの声のやりとり・・・ 視力以外の感覚がこんなにも備わっているんだと実感。 もし看護士さんが手を離したら、自分はどうする事もできない不安感。 きっと10メートルぐらいだけれどもその距離は遠く感じられました。 「そこにゆっくり座って下さい」 と言われ椅子に腰掛けます。 「次の手術の準備が整ったら、お呼びしますね」 と言われしばし待つ。 手術と手術の間、基本的には目を閉じていて、多少ならば目を開けてもいいそうですが、まぁ開ける勇気はありません。 すると、待合室にいた30代男性が隣に座ったようで、しきりに「痛い・・・」と呟いてます。 人の不安感を煽るんじゃない!と思いながら待っていると、看護士さんが来て、私の手を取り、次の手術台へ案内します。 導かれるままに台に寝そべり、布と毛布を掛けられ、本人確認。 「緑の点滅するランプを見て」 と言われ恐る恐る目を開けると、赤いランプと緑のランプの点滅が認識できます。 もちろん、ピントは合ってなくて、ぼんやりと見えるだけです。 「緑のランプを真っ直ぐ見て」 「両目を開いて」 と指示されるままにがんばります。 が、自分の意思とは別に目が潤いを求めて視点がフラつきます。 「ちゃんと真っ直ぐ見て」 と先生に言われ、じっとガマンの子。 またまぶたをパチンと固定され、レーザー照射。 髪の毛が焼ける匂いが鼻につきます。 視界は緑のランプを追おうとするのですが、かなりグラついてます。 そして30秒がすぎ、先生がペロっと角膜を元し、目に生理食塩水か何かで洗い流し、最後にハケの様な何かで私の眼球をふき取ります。 まるで自動車のワイパーのような視覚体験です。 そして反対側も同じく手術をしてもらい終了。 目は違和感がいっぱいで、ムズムズ。 眼球の表面がピリピリしたカンジがします。 でも手術台から降りる時にチラっと目を開けたら、手術室がしっかりと見えたのでした。 最後に健康センターの仮眠室の様な雰囲気の薄暗い部屋に連れて行かれてマッサージチェアのような椅子に座ります。 「時間が来たら、お声かけします」 と言われて待ちます。 でも、目は違和感とピリピリした痛み、そして、涙がたくさん出てきます。 さらに追い討ちをかけるようにさっきのおっさんがやってきて隣に腰掛けます。 おっさんはしきりに「痛い痛い」と繰り返して言ってたのですが、いつの間にかいびきが・・・。 そんな中、30分ほどいたでしょうか? 声を掛けられ、手術室の待合室へ 目を開けるとモノは見えるのですが、蛍光灯の光が眩しくて目を開けていられません。 そんな中、薬とサングラスの説明を受けるのですが、はっきり言って聞いてられません。 自分の目だけで精一杯です。 tenちゃんみたいにサングラスの種類を透明から黒に変えてって交渉するのはかなりツラいです。 説明を終え、ノロノロとロッカーから荷物を出して、受付に出ると、ホントにまぶしい。 しばらく、椅子に座って呆然としてしまいます。 何とか腕時計を見ると11:40。 携帯でメールを打つと、バックライトが目にしみます。 20分ぐらい目を開けたり閉じたりを繰り返しているとだんだんと慣れてきました。 薄暗い場所では目を開けてられるのですが、日差しがあるとかなりキツイ。 トイレに行って目を見てみると白目が思いっきり充血しています。 そうこうしているうちに、姉さんが迎えに来てくれました。 正直、手術後すぐに一人で歩くのは困難です。 誰かに来てもらうか、2時間ぐらい落ち着くまで病院にいるか、どちらかだと思います。 かなりお腹が空いていたのと、さっさと薬(化膿止めと痛み止め)が飲みたかったので、近くの和食屋でランチ。 それからロマンスカーで帰ったのですが、最寄り駅に着く頃にはかなり状態は良く、遠くの看板も良く見えました。 あとは寝るまでの間、目薬を10分置きに付け続け、寝る時は目を保護するカップ(通称:ウルトラマン)を付け就寝。 そして2日目。 部屋に差し込む朝焼けが眩しい。 カーテンを開けると、日差しがいつもより強く感じ、全体的にソフトフォーカスが掛かっているカンジ。 これはハロー(光がにじんで見えたり)やグレア(まぶしく感じたり)で、しばらくするとなくなるそうです。 病院でもらったメガネだと眩しいので、持っているオークリーのサングラスを着用。 ドライブ以外にまさか使うとは思って無かったです。 電車に乗りながらも、かなり遠くまで見える。 電車の端から端の吊り広告の字が見える。 視界も恐ろしくクリア。 ビックリしながら病院へ行き、視力検査。 測定上は2.0までした計れないのですが、どうやらそれ以上出てるようです。 でも今日診てくれた先生はメガネかけてます。 ネットで他の人も書いてましたが、この先生、微妙にカンジ悪いです。 でも、恐ろしく見えるから許します。 この視力を大事にしなければ! と思っていたのですが、諸事情によりGWは仕事になってしまいました・・・。 悔しいので仕事場からパチリ。
by 045gyu
| 2007-04-29 23:21
| ダイアリー
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