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2007年 10月 28日
最近、島田雅彦を良く読みます。
初めて島田雅彦の作品を手にとったのは、今年の3月のこと。 「君が壊れてしまう前に」。角川文庫の「愛の一冊フェア」という帯が付いて平積みになっていた。 本のカバーには、勃起した少年のイラスト。 わはは、何ですかこの本?と、めくって筆者紹介を見ると、たばこ片手にうつむいている、陰影のある作家の写真がそこにあった。 僕が手にとったのは、代表作ではないらしかったが、出だしからガッチリとハートをつかまれた。 切れる。 洗練され、研ぎすまされた文章だ。 そして何よりも少し偉そうなところがいい。 頭の良さが文に滲み出ている感じがする。 こういうのが書きたいのかも知れない。 ところが、この島田雅彦という作家の作品には、不思議と中毒性がない(村上春樹にはものすごい中毒性があると思う。その証拠に、随分昔、「ノルウェイの森」に始まり、あっという間に文庫になっている彼の作品をすべて読み切ってしまい、しばらく禁断症状に喘いだものだ) とにかく、あれだけ刺激を受けておきながら、しばらく島田雅彦のほかの作品を手にとろうとしなかったのは、なぜなのか? そして、最近になってふと思い出し、彼の代表作「彼岸先生」を買ったのはなぜなのか、まったくもって分からない。 まったくもって分からないといえば、クッキーを作っていて、いつもなら、ナッツを入れるところへ海苔を混ぜてみたくなったのも、まったくもって分からない。 いくちゃんに相談したら、「次は昆布で」と返事が返ってきたので、やってしまいそうな自分が怖かったりします。
by 045gyu
| 2007-10-28 23:19
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